感染症の歴史(天然痘、ペスト、スペイン風邪からコロナまで)
コザ中学校ということは沖縄県ですね。
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— 廃藩置県 (@nelius_co) September 24, 2020
とにかくマスクをすればOKといった感じでしょうか。集団生活ではマスクをするのが当たり前という世界が今後も続くのでしょうかね。
恐らく今回のコロナのような感染病は今後も発生する可能性があります。というかこれまでも何度も発生してきてますね。
感染症の歴史
古くは紀元前のエジプトのミイラに天然痘の痕跡が発見されています。紀元前からウィルスと人類は共存していたんですね。
6世紀には日本で天然痘が流行し以後、周期的に流行してきました。当時は緊急事態宣言は出せたんでしょうか。現在よりもっと人の移動ってゆっくりだったと思うんですよね。密になるシーンもそんなになかったんではないかと思います。しかし天然痘は広がりました。恐らく当時の衛生環境の影響もあるかと思います。
15世紀にはコロンブスがアメリカ大陸を発見しますが、その際にウィルスを持ち込んだと言われています。そしてアメリカ新大陸では天然痘が大流行してしまいます。
しかし1980年に最近話題沸騰のWHOが天然痘の世界根絶宣言します。確か人類が根絶した唯一の感染症が天然痘だったはずです。
天然痘以外だとペストがやはり有名です。
14世紀のヨーロッパで大流行し、黒死病と呼ばれました。なんと、その際に亡くなった人の数は2,500万人。これは当時のヨーロッパの全人口の4分の1~3分の1にあたります。猛威を振るったどころのレベルではありませんね。
その他だと今回のパンデミックに合わせてよく言われるスペイン風邪。これは1918年に大流行し、死亡者数なんと4,000万人!当時の世界の人口が約18億人と言いますから、全人口の約22%!すさまじいです。
1968年には香港風邪。こちらは世界で100万人が亡くなったそうです。
そして記憶に新しい2002年のSARS。日本語では重症急性呼吸器症候群と呼ばれます。当時もスーパーマーケットなどの店頭に消毒液が設置されましたね。
SARSも実はSARSコロナウイルスと呼ばれます。SARSが一般的ですが、これもコロナウィルスだったねすね。
その次が中東呼吸器症候群(MERS) 2012年。アラビア半島の国々を中心として発生したそうです。地理的に遠いこともあって、これはあまり知られていないかもしれませんね。
そして今回の新型コロナウイルス 2019年、別名Covid-19です。
天然痘はWHOが世界根絶宣言をしていますが、その他の感染症はいまだに存在をしているわけです。そういう意味では今回のコロナウィルスも根絶というよりは共存していくことになるんでしょうね~